タイのニュースに思うこと…。
Author: tsurugi
今日は月曜日、道場の稽古はありません。ここ数日、つるぎが気になるニュースが流れています。それはタイの様子です。タイでは今の政府に反対する市民によるデモが続いているとのこと。現在のところ、首都バンコクの一部での出来事であり、観光客を含め一般人には影響はないようです。日本人を含む外国人の居住される地域は全く問題はないようですが、早く安定した政治を取り戻していただきたいと思います。(3月には石井さんご家族が向かわれたこともありますので気になりました。)
つるぎはタイには行ったことはありませんが、大学に入学して初めて受けた授業がタイご出身の先生の授業でした(^^)。(先生ご自身は中国系の血筋になられる方でした。)授業自体は新入生対象のもので半年間、先生の専門を活かした授業。もちろん内容はタイの文化を学ぶというものでした。授業でタイは「微笑みの国」と言われるくらいの穏やかな国民性で、仏教を尊び、王様を敬う国であるということを学びました。あれから15年近く経ちましたが、タイはアジアの中でも日本や世界から工場などの進出が盛んで経済面では発展している国となりました。(タイの日本人学校もとても大きいようです。)しかし、まだまだ貧富の差が大きく、ニュースのようにお金持ちと貧しい人々が政治的にぶつかってしまうという現実があるようです。(ちなみつるぎ自身もタイとは無縁ではありません。つるぎのおじさんはタイの方と結婚しており、お話を伺うこともあります。)
今の時代は世界のことを考えずには日本という国も語れません。江戸時代までのように日本でつくったものを日本の中だけで使うということではなくなりました。日本でつくったものを外国へ輸出したり、外国でつくったものを日本へ輸入するのはあたりまえ。日本の会社が外国で作ってまた別の国へ輸出することもあります。それに服や乗り物、そして食べ物もほとんど私たちが目にするものすべてが外国と関係している時代です!これをNHKの大河ドラマでもやっている坂本龍馬が見たら、きっと「俺の考えていた通りになったな~」と言うに違いないと思うのはつるぎだけでしょうか(^^)?
龍馬ならきっと「日本も得であり外国も得であれば何も問題ない」、「外国だけが得をしたり、日本だけが得をするようだったら戦争になる」きっとそんな考えだったのではないかと想像します。そう考えると、今のタイも「お金持ちだけが得をし、貧しい人が損をするような政治」とならないよう戒めながら、皆でお互いに協力して平和で幸せな国をつくっていって欲しいと願うばかりです。長くなりましたが、今日だけは宇都宮大学国際学部のOB(一期生)としての思いも入ってしまったつるぎでした。