館長つるぎの道場日誌1「剣道の魅力!」
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皆さん、こんにちは!
本年より第三代申武館館長に就任いたしましたつるぎです。
若輩ではございますが、これから皆さまの剣道修行の助けとなれるよう励んで参りますので、宜しくお願いいたします。
これから折々に、館長としてあるいは一社会人として思うこと、感じること、などを道場日誌として綴って参りたいと思います。
今回は「剣道の魅力」について、すなわち「剣道はなぜ楽しいのか」についてです。
今年は例年以上に寒い日々が続いていますが、申武館ではそんな寒さが嘘のように元気いっぱいの稽古で盛り上がっています。
そんな申武館の稽古では、大人になってから剣道を始めた皆さんが生き生きと稽古をされており、終わった後も清々しい笑顔で充実された様子が特に印象的です(*^▽^*)
そんな皆さんにお話しを聞くと、そろって「剣道が楽しいです」、「剣道を始めてから仕事や生活も充実していると感じます」という答えが返ってきます(^^)
こうして大人をも魅了する剣道の魅力とはいったい何なのでしょう?どうして「楽しい」のでしょう?
もの心ついた時には既に剣道をしていたつるぎも改めて考えてみました(^^)
考えてみると・・・これがなかなか難しい(^_^;)?
ただ、経験から言えるのは剣道は心を重視する武道であり、単に運動としての満足感だけでなく、心で感じる充実感や達成感が他のスポーツ以上に強いことは言えると思います(^O^)/
余談ですが、剣道には、昔から心を重んじる言葉がたくさんあります。「其れ剣は心なり。心正からざれば、剣又正しからず。すべからく剣を学ばんと欲する者は、まず心より学べ。」という島田虎之助の言葉はもちろん、「打って反省、打たれて感謝」「交剣知愛」「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」・・・等々と数えきれないくらいあります!もし知らない言葉がありましたいつでも聞いてください(*^▽^*)
剣道は剣(竹刀)を持ち、相手と向き合う競技です。しかし、相手(他人)と向き合っているようで実際は自分自身の心と向き合う必要があるように思います(^^)例えば、相手が自分よりも強いような場合、相手の攻めに自分の心が動かされた瞬間に打ち込まれることがあります。こんな時は自分の心が動じたことを反省しなければなりません。また、ここがチャンスと思って打ちに行ったところ、相手に出ばなを打たれるあるいは返し技で打ち返されるような場合には、攻めが甘かったか我慢できずに打って行ったことを反省しなければなりません。すべて自分自身の心の動きに直結していると言えると思います(^_-)-☆こうした心と向き合うひとつひとつが、自分自身の剣道の上達につながっていくのです( `ー´)ノ
大人から始めた方々は、特にこうした自分の心と向き合う部分が特に面白く魅力的に感じるのかも知れません(*^▽^*)そして、剣道によって心と向き合う時間をつくることで、日常生活や仕事に向き合う姿勢も大きく変化し、人生そのものがより充実するのではないでしょうか(^O^)/
ふと、そんな事を考えたつるぎなのでした(^_-)-☆