稽古のない水曜日
Author: tsurugi
今日は水曜日、道場の稽古はありません。
剣道とは関係はありませんが、今日つるぎの会社である回覧がまわってきました。会社と取引のある、仙台の笹かまぼこメーカーのかまぼこを買いませんかという案内でした。東日本大震災の被災地に工場を有し、津波の被害を受けたもののいち早く工場再開を果たしたということでした(^^)。その商品を買って応援しようではないかというものでした。つるぎも仙台名物の笹かまを少しですが購入することにしました(^^)!
ニュースによれば、被災地の中にはなかなか復旧・復興も進まない地域もあるらしく、また被災者の精神的ケアも進まずに今後自殺や精神的なダメージの回復が遅れるといったことが心配されているようです。そのような中ですが、やはり人が生きていることを実感するのは「人の役にたっている」、「自分が必要とされている」ことを感じられる瞬間・・・すなわち仕事があるかないかということがとても重要なようです。
どうか被災地の皆さんが一日も早く以前のように仕事をし、充実感を得られる毎日が過ごせるようにと願わずにはいられません。一方で、今朝の新聞には、福島県いわき市に本社を持つ会社が原発の影響を懸念していわきへの工場増設を諦めて、栃木県の工業団地に工場を建てることも報道されていました。こうして被災地から仕事が失われて行くことはある意味では悲しむべきことかも知れません。(移設先にとっては新規の雇用が生まれてよい影響も考えられますが、被災地復興という意味ではマイナス面も見逃せません。)
震災の影響はまだまだ続いています。「被災地の復興に向けてこれからも息の長い支援をし続けて行かなければ!そのために自分にできることとは何だろう?」と自問自答するつるぎでした・・・。