震災から3ヶ月、宇都宮一級審査会
Author: tsurugi
今日は6月11日土曜日、3月11日の東日本大震災よりちょうど3ヶ月を迎えました。
いまだ復興の途上、今後の一日も早い復興を祈らずにはいられません。
さて、今日は宇都宮市の一級審査会。つるぎも午前11時過ぎに会場となる宇都宮市体育館武道場へ向かいます。
体育館に到着すると、ヘルメット姿の工事の作業員の姿がたくさん見られました。宇都宮市体育館も地震の影響で天井の板等が落下、メインの体育館が補修中なのです。こんなところにも震災の爪痕が残っています。
体育館全面に張り巡らされた足場。震災から3ヶ月です。
一級審査は、武道場で行われます。12時半から受付。申武館からは社会人1名、高校生1名、小学生3名、中学生1名の総勢6名が審査に臨みます。そして午後1時、審査が始まりました(^^)!
開会式の様子。これからいよいよ審査です!!
審査は女子から始まりました。女子が全員終わったところで、男子の小学生の審査が始まりました。まずは小学5年生から。なんと最初は申武館同士の戦いです(^^)。石崎君、稲葉君がお互いに切り返しと審査稽古。受験者が中学生が多いため、元気では負けないと大きな声で頑張りました!なかなかいいところを打っています!
石崎君と稲葉君の審査稽古(^^)!
つづいて、6年生の男子です。狐塚君が審査です!このところの稽古では、根岸先生にも打ち切るように指導を受けて来ました。その成果が出ているようで、出鼻の面打ちが当たっていました(^^)!
狐塚君の審査稽古!
中学生も負けていません。角田君がつづいて審査。いつも自転車で道場に通って稽古を頑張ってきました。剣道は努力した分だけ自分の力になります。相手との打ち合いに負けずに必死の打突!一生懸命さが見ているようにも伝わってきました!
角田君の審査稽古(^^)!
男子の最後の審査が、高校生の鈴木君と社会人の五十畑先生です(^^)!これもまた申武館同士の審査となりました!!お互い迫力のある審査稽古。日頃の成果が出ています(^^)!以上全員が審査稽古を頑張りました!
五十畑さんと鈴木君の審査稽古(^^)!
審査稽古に続いて、木刀による剣道基本技稽古法です!これもまた申武館ではみっちり稽古を積んできました。自信を持って審査に臨みます!!
木刀による剣道基本技(小学生・中学生)
鈴木君、五十畑さんの木刀による剣道基本技稽古法!
すべての審査が終わりました。あとは審査結果が張り出されるのを待つだけです(^^)!(みんな内心はどきどきです!)そして15分ほどで結果発表!みんな走って自分の番号を探していました(^^)!
発表の様子!みんな「あった!あった!」と(^^)!
審査の結果、申武館の受験者は6名全員が合格できました(^^)!登録料を納めて、今日の審査は無事終了!合格者のみなさんおめでとうございます!これからも上の段を目指して頑張りましょう(^^)!!
さて、今日は震災からちょうど3ヶ月です。帰りがけにふと体育館入口を見ると、窓の脇にはネットが張り巡らされています。
窓にはネット!
そうです。震災の結果、原子力発電所が停止している影響で夏の節電のため、アサガオが植えてあるようです。夏にはこのネットいっぱいにつるが伸びて緑のカーテンができるのでしょう。震災は私たちの生活のあり方をもう一度考えさせるきっかけとなっています。この夏、私たちは節電が重要な課題となっています。
「震災から3ヶ月。私たちはこうして栃木の地で剣道ができることに感謝しなければならないなぁ。そして、被災地の復興のためできる限りのことを一回といわず、長く続けて応援していかなければ!」と思ったつるぎでした。