稽古のない水曜日。
Author: tsurugi
今日は水曜日、道場の稽古はありません。
つるぎは仕事を終えると7時過ぎに帰宅しました。今夜はテレビを見ながらゆっくり過ごしました。
さて、つるぎの会社では休憩室にテレビが一台あります。昼休みに食堂で昼食を終えると、そこで飲み物を飲みながら一休み(^^)。いつもNHKがかかっています。今日は国会中継。自民党の谷垣総裁が代表質問、それに菅首相が答えていました。しかし、昼ごはんを食べて、お腹がいっぱいのためか、それとも政治家が言っていることがつるぎの心に響かないのか・・・まったくつるぎの頭の中に彼らの言葉が入ってきませんでした(^^;。日本の政治家は日本の国をどうしていきたいのでしょう?
政治が悪いと、社会的に一番弱い立場の人から順に悪い影響が出てきます。(日本の政治が悪いとはいいませんが。)貧困層、病人、高齢者、子ども・・・そうしたところには特に大きな影響があります。では、「貧困」で困っている人が救われる社会的な仕組みは機能しているだろうか?また、「病気」の人が安心して治療できる仕組みは機能しているだろうか?「高齢者」が安心して暮らせる仕組みは機能しているだろうか?「子ども」が夢や希望を持てるような社会になっているだろうか?・・・こう検証してみようとすると日本は果たして。
菅首相が「最小不幸社会」の実現と言っていますが、そもそも政治家自身は「不幸」という言葉自体をどこまで知っているのか、感じているのか、わかりません。少なくとも年間3万人が自殺する、職に就けない若者が将来に希望を失っている、いじめを苦にして自殺する子どもがいる、こうした社会が不幸でないはずはないのですが・・・。
もちろん政治には政治の役割があり、民間には民間の役割があります。そして町の剣道場には町の剣道場にしかできない役割がきっとあるはずです。「剣道修行は常に自分の弱い心との内なる戦いでもある。剣の修行を通して、何事にも負けない強く正しい心を持ち、そして人を思いやれる人間をどれだけ育てていくことができるか、それが道場の役割かも知れないなぁ。」とふと思索するつるぎでした。