キリンビールの皆さんに感謝。
Author: tsurugi
今日は金曜日、道場の稽古はありません。
つるぎは昨日に続いて今日も東京にて仕事の研修。朝から新幹線で東京・神田へ!朝10時から夕方4時頃まで研修を受けて帰って来ました。
こうして新しいことを学ばせて頂くことはとても有難いことです(^^)!今回も新しいサービスについて学んで来ました。早速、自分の職場でどのように活かしていけるか考えていかなければと思います。
夜、家に帰宅してテレビを見ていると、高根沢町のキリンビール工場が今日で閉鎖と報道されていました。毎年、6月にキリンビールの剣道関係者と近隣の地元企業の剣道部での交流試合と稽古会が工場に隣接する体育館であり、つるぎもずっと参加させていただきました。今年も6月に最後の試合と稽古会があったことを思い出しました。キリンビール関係者の皆さん、これまで本当にありがとうございました!今もお一人お一人の顔が浮かんでまいります。
古い昔話をさせて頂くと、足尾にあった申武館もまた足尾銅山を経営していた古河鉱業が町内に建てた3つの道場の一つでした。企業がそうした活動を支えることで人材が育ち、地域も栄えていくという良い関係があったわけです。しかし、産業は変化するもの。足尾の申武館のあった地域は早々に銅が取れなくなり、小滝という集落は早い時期に無くなってしまいました。(皆、銅が取れる周辺の地域へ。)申武館も無くなりました。
しかし、何十年もして子ども時代に申武館で剣道を学んだ佐藤初代館長が、宇都宮市に同じ名前の道場を建てたという事実。これは建物が無くなっても人の心にはずっと残る、また育った人材はずっと残っていくということだと思うのです。きっとキリンビールでお世話になった剣道関係者の心には試合や稽古会のことがずっとずっと心に残っていくことと思います。またつるぎも忘れません(^^)。
「時代が変わろうとも、人の心にはずっと残っていくに違いない。申武館もそうした人の心が、時代を超えて同じ名前で建てられたという歴史を忘れちゃいけない!」と思うつるぎなのでした。