変化を楽しむ(^^)!
Author: tsurugi
今日は金曜日、道場の稽古はありません。つるぎは水曜日の昼休みに、会社近くの栃木県立美術館に行き、「-こびない、さびない、濱田イズム- 知られざる濱田庄司」を見てきました(^^)。(おとといのことですが・・・)会社からは歩いて3分の場所、美術に多少興味のあるつるぎにはゆっくりできる好きな場所です(^^)。
濱田庄司とは益子焼を有名にした陶芸家で、人間国宝だった方です。県立美術館はたくさんの素晴らしい益子焼の焼き物でいっぱいでした(^^)。たまたま、つるぎの以前の直属の上司が益子支店の支店長を勤められており、今日お会いしたときにその時の様子と益子焼の話をしました(^^)。
益子焼・・・といえばいかにも日本的な焼き物と思っていました。確かに、長い間の歴史は日常に使われる庶民的な焼き物だったようです。しかし、益子焼を有名にした濱田さんは、神奈川生まれで、イギリスでヨーロッパの焼き物の技法を学び、そのほか東京、京都、そして沖縄での修行経験、そして中国や韓国の焼き物も多数コレクションし、焼き物の技術を研究されたそうです。そのすべての技術を取り入れて、自分の作品にしたのが益子だったそうです。当時、益子焼が庶民が使う実用的な焼き物であり、そのシンプルさを選んだようです。ですのでつるぎは美術館の展示に驚くばかりでした!日本の伝統美術と思っていたものが・・・「これは英国の●●という技術を取り入れ、和風にアレンジしたもの」とか、「沖縄のサトウキビの図柄をモチーフにしたもの」、「朝鮮の▲▲の技術を・・・」というようなものがたくさんありました(^^)!
今、私たちが目にする益子焼は、濱田さん以降に焼き方も、色つけも、絵柄も大きく進化した“新・益子焼”と言ってもよいのではないかと思いました(^^)!
「益子焼」の話が長くなってしまいましたが、剣道の話題に戻ります(^^;。つるぎも六段審査で不合格となってから、いろいろ自分の剣道を見直しています。構え方、打ち方、足の幅と。稽古の都度、つるぎの剣道はちょっとずつ違うように自覚しています(^^)。それが良い方向か、悪い方向かはまだわからないのですが、この“変化”は意外と楽しいものに感じるようになってきました!「次はこうしてみよう!」、「ここは悪かったかな」とかと試行錯誤するのも結構、面白いと(^^)。
現在の益子焼が濱田さんたちの研究の結果、素晴らしいものに進化したことには及びもつかないことですが、「自分の剣道も日々変化で、少しずつでも良いものになったらな~」と思ったつるぎでした(^^)。
余談ですが・・・子どもたちの剣道の変化のスピードは素晴らしいです(^^)!特に、試合や審査という目標を持ったときにはぐんと良くなってきます。つるぎは子どもたちのこの変化を見るのも楽しいです(^^)v。(自分はそうはいきませんけれども・・・)