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第44回栃木県小学生剣道錬成大会へ!!
土曜日, 12月 11th, 2010
今日は12月11日(土)は、栃木県小学生剣道練成大会です。
つるぎも、朝7時30分に、会場となる鹿沼市フォレストアリーナに到着。今日はつるぎも早速会場係員として、会場の準備に取り掛かります(^^)!
今日は小学5・6年生の男女による個人戦。年内最後の個人戦でもあり、剣士たちも気合が入っています!つるぎは第2会場の係員をしながら申武館の剣士を見守ります。(一人一人についてあげられず、申し訳ありませんでした(^^;。)
今日は先生方も大勢集まってらっしゃいましたので、先日の申武館30周年大会のときにお世話になりました先生方につるぎもご挨拶させていただくことができました。(その節は大変ありがとうございました。)
いよいよ開会となります。最初は恒例の参加者全員による基本錬成。全員による素振りは迫力がありました(^^)!
参加剣士全員による基本錬成(^^)!
そして、開会式のあとには試合が始まりました!つるぎも係員をしながら、なるべく剣士たちの試合を見ようと時々、各会場を見渡します。
小学5年生の試合(狐塚君)。
全員を見て上げられれば良かったのですが、係員をするのが優先となり、何人かしか見られませんでしたが、それぞれ頑張っていたようです(^^)!
小学6年女子の試合(福田さんが引き技を仕掛けます!)
申武館の剣士たちは、残念ながら入賞はできませんでしたが、何回か勝ち上がったり、これまでよりも上達した様子が見え、自信を深めた様子でした(^^)!今回出場した中では特に一番試合経験が豊富な久永君が後輩のお手本となるような試合をしていました。
久永君の2回戦の様子!(延長戦ですり上げ面が決まりました!)
久永君は残念ながら、準決勝で敗退し入賞できませんでしたが、伸びのある面、そしてすり上げての面、出小手と色々な技を出していました。後輩も見習ってよい試合だと思います。身長も伸び(お母さんとお姉さんの身長を越しました(^^))、最近は身長を活かして面が良くなったな~と思っています。(来年は中学生、活躍を期待しています(^^)!そして後輩は跡を継いで頑張ろう!)
つるぎは係員として、最後の閉会式にも立会いました。そこで、県剣道連盟副会長で守道館の館長先生でもある茂呂澤先生が挨拶されていました。剣道家にとって、とても良いお話と思いましたので、一部を記憶の範囲で書かせていただきます。
閉会式の様子(茂呂澤先生のご挨拶)
茂呂澤先生は、「入賞された剣士はもちろん素晴らしい。しかし、負けても今閉会式に参加している剣士も素晴らしい。なぜならこの大会は試合に勝つことが目的ではなく、自分の剣道を高めることが目的だから。優勝した剣士であっても欠点は必ずある。皆さんは最後まで試合を見学し、勉強をしていた。だから最後まで残った皆さんは全員素晴らしい剣士です。」、というようなお話をされていました。
勝ち負けは瞬間的なことですが、学んだことは一生の間ずっと残ります。ですから勝っても負けても、「そこから何を学んだか」「次にどうしようか」ということが大事ということと思いました(^^)。
「剣士のみんなも今日の試合から何かを学んでくれたらいいな~。そして、次の試合ではどんな工夫をするのかな~。今から楽しみ(^^)!!」と思うつるぎでした。