Archive for 11月 24th, 2010
生き方と剣道
水曜日, 11月 24th, 2010
今日は水曜日、道場の稽古はありません。
夜、帰宅しテレビを見ていると、NHKで「新就職氷河期」として大学生の就職難が特集されていました。大学生が就職できない、大学を出ても正社員になれずアルバイトなどで生活をつないで行くという事が増えているということでした。実は「就職氷河期」なんて言葉は使われなくなった言葉だと思っていました。(「新」ではなく、つるぎはまさに「就職氷河期」という言葉を体験した世代で懐かしい言葉なのですが・・・(^^;。)
つるぎが大学を卒業した10年以上前、まさに「就職氷河期」という時代。同級生たちがやはり20社、30社の試験を受けても「内定がまだもらえない・・・。」と言っていたのを思い出します。今はそれ以上に過酷な時代かも知れません。(今は3年生の下期からもう就職活動です・・・。それでも狭き門!)
剣道とは直接関係のない話かも知れませんが、それでも道場の先輩で現役の学生もいれば、今の小学生、中学生、高校生の剣士の皆さんはこれから10年以内には就職するに違いありません。こうした未来を担う皆さんには希望を持って頑張って欲しいと思います。また、幸いにも道場にはいろいろな分野で活躍されている先生、先輩方がいらっしゃいます。(つるぎもいます(^^)。)何かあればいつでも相談していただきたいと思います。(きっとその道に通じたアドバイスがいただけるに違いありません!)
「剣道は人間形成が目的」と言います。ゆえに道場は気持ちの通じ合う仲間が互いに成長し合う場でもあります。そして先生方もお父さん、お母さんのように剣士のみんなを暖かく見守っています。いろいろと厳しい、難しい時代であるからこそ道場は家族のように支え合いながら共々に剣の道を進んで参りたいと思います!
「生活(生き方)が剣道に通じ、剣道が生活(生き方)に通じる。つるぎにとっては仕事と剣道がそうだ。しかし、若い世代がその就職というスタートラインに立つ事も難しいというのはなんとつらいことだろう・・・。それでも必ず未来に通じる道があるはずだ!直接の力にはなれないかも知れないけれど、一緒に悩み、考えることはできる!」とそう思ったつるぎでした。