伝統の「鏡開き」へ!!
土曜日, 1月 16th, 2010
申武館の恒例行事である、「鏡開き」へ参加しました!
つるぎも9時前に道場に着き、道場の雑巾がけを剣士たちと行い開会の準備。開会式の前につるぎの号令で全員で素振りを行いました。基本の面打ちを「イチ・ニ・サン・・・!」と行ったあと、申武館の恒例である全員参加の跳躍面打ち(前後に早く動く面打ちで結構疲れる素振りです)をしました!!つるぎは「初めの人が10数えて二番目は20、30、40・・・と数えたら何本になるかやってみよ~う!」と言って「はじめ!」の合図でスタート。
全員で跳躍素振り!・・・さて今日は何本?
10本20本・・・と続いて行きます。段々疲れてきます・・・呼吸も荒くなります。あと10本!最後の一人が「1、2、・・・5、6、7、8、9、180!!」なんとなんと180本!疲れました~。(みんな、頑張りました!)でも、実はつるぎはちょっと意地悪なところもあり、「まだ開会式まで時間があるから蹲踞の面打ち!」と言って80本やりました!(蹲踞もしゃがんでやるので足が疲れて痛くなるのです!・・・子どもからすると意地悪?)
足が疲れる蹲踞の面!
素振りが終わった頃には寒さも吹き飛び、もう汗が出るくらいになっていました。(ちょっと意地悪なつるぎのせい?)
その後の開会式では、根岸先生から「武士」についてのお話がありました。武士の正装である紋付袴を先生自ら着用して「お城では刀を抜いてはいけなかった。それをやってしまったのが忠臣蔵の話だよ。」と。また八段の磯先生からは「画竜点睛(がりょうてんせい)」と「蛇足(だそく)」のお話がありました。要約すると、まず「大事な点を忘れた稽古では強くなれない」、そして「打ったぞ~と試合場を走り回ったりするようなよけいなことはしてはいけない。」と。剣士にとっては「忠臣蔵」や「画龍点睛」「蛇足」を初めて聴いたという子どもも多かったようです。
そして開会式のあとには磯先生と根岸先生が剣道形を披露。剣士のみんなも目を大きくして真剣に見ていました(^^)!
日本剣道形を披露する磯先生と根岸先生。
開会式に続いて稽古!!剣士の稽古に続いて大人の稽古激しかったです。つるぎも今日は、八段の福田先生、磯先生、吉澤先生、七段の島田先生に稽古をお願いすることができました。終わった頃には稽古着が汗でびっしょりでした。
先生に一生懸命掛かっていきます!!
そして稽古が終わったあとは・・・おいしいお餅がまっていました~(^^)v!!!さて、なんで「鏡開き」はお餅を食べるんでしょうか?つるぎも実は、詳しく知らなかったのですが・・・開会式の時に磯先生からお話がありました。「昔、武士はお正月に鎧の箱にお餅を飾ってそれを鏡開きの日に下げて食べた」ということです。その際に、「切る」とか「割る」では刀を使う武士の世界ではあまり良い言葉ではないので「開く」を使ったと。(ちなみに「鏡」は、お餅を神聖な「鏡」に見立てて飾ったことによるそうです。)日本人として一つまた勉強しました。
剣士もみんなお餅をおいしそうに食べて満足した様子で「鏡開き」を終了することができました(^^)!
稽古のあとはおいしいお餅が待ってました!
みんな、おいしそうに食べています。
v(^^)v
おいしいね!
お腹がいっぱいになると・・・道場を走り回ります!元気いっぱい!
今日の「鏡開き」もきっと剣士たちのいい思い出になりました(^^)。また夕方より、新年会を兼ねた懇親会を鹿沼のラ・フレールにて開催。実はこちらのお店は磯知美先生のご実家でお母様がやっておられるお店です。(本日はいろいろとお世話になりました)3時30分より開会。どれもおいしいお料理、特にとんかつが絶品で、つるぎもおいしくいただきました(^^)!先生方もお酒がよ~く進んだようでした。おいしく楽しい懇親会となりました。
ラ・フレールでの懇親会。挨拶される父母の会の福田会長。
懇親会に続いて、カラオケでの二次会にもつるぎは参加させていただきました。つるぎもお酒をいただき、少し気分が良くなって・・・うたも歌わせていただきました♪♪♪ お母様方やお父様、先生、皆さん歌がお上手でした。美空ひばりあり、絢香あり、北島三郎あり、吉幾造あり、テレサテンあり、森高千里あり・・・まるで 紅白歌合戦♪ という感じでした(^^)v!8時30分過ぎに終わり、9時前につるぎも気分よく帰宅いたしました。今日は皆さん「鏡開き」から懇親会、カラオケと本当にお世話になりありがとうございました。