政治は何をやっている???
水曜日, 6月 8th, 2011
今日は水曜日、道場の稽古はありません。
毎週水曜日は、つるぎの会社も早帰りの日。つるぎも夕方仕事を終えて帰宅しました(^^)。
テレビを見れば夕方の報道番組。津波の被害を受けた漁師の皆さんがこれからどのように生活を立て直して行くか、また漁業をどのように復活していくか、あまりに大きな被害の現実を前にしながらも乗り越えていこうとする様子が報道されていました。
こんな時こそ国が最大限の援助の手を差し伸べて・・・・と思うのですが、どうも国も政府も政治家も、何をやっているのかわかりません。最近は首相を代える代えないの駆け引きばかり。
福島県のいわきに住む弟も、「原発をどうにかしてくれないか!」との悲痛な声。弟一家も震災後の原発の影響で実家に避難をしていましたが、わずか1週間程度で戻りました。政府などの避難区域からは外れていること、また職場も仕事を再開するとの理由からでした。とは言っても、小さな子どもが二人おり、不安を抱えての帰宅でした。
弟の職場は民間のため、被災しながらも自助努力で次第に生産を復旧。(民の力はすごいものです(^^)!)しかし、国や政府、東電から出てくる原発を巡る情報はまるで後出しじゃんけんのように、「実は早い段階からメルトダウンしていた・・・」、「実際の放射性物質の排出量は前回発表よりも大幅に多かった・・・。」こんな耳を疑うような情報ばかり。
弟も、「ドイツの取引先から、『お前たちは正気か?フクシマでなぜ仕事してるんだ?頭がおかしくなってるんじゃないのか?』と言われたよ(^^;。」とそんな話をしていました。
そもそもリーダーシップのない首相を選んだのが国会ならば、その主体者は国会議員。そして、その国会議員を選んだのは国民です。結局首相がリーダーシップがないならは、他の国会議員にリーダーシップがあるのかと言えば・・・はなはだ疑問です。
では日本国民がリーダーシップがある人を選ぶ目を持っているのかといえば・・・それも疑問です。結局は国会そのものが今の日本のレベルそのものなのだから、それ以上のレベルにはたとえ首相を代えたとしても上がらないのではというのがつるぎの結論です。ならばこそ、今の人間で一致団結するしかないのではないかというのがつるぎの本音であり、「今の政治のゴタゴタは全く無駄な時間だ!そんなことより一刻も早く被災者が元の生活を送れるよう、原発も英知を結集して最小限の影響に抑えるよう全力を尽くせ!」と叫びたい気分です。(もちろん皆様それぞれに意見があるかと思いますのでつるぎの個人的意見です(^^;。)
「最近は計画停電も収まって、食べ物、ガソリンも、震災前の元通りの状況に。剣道の稽古も普通通りにやれてるし。まるで震災なんてなかったのでは?・・・と勘違いしてしまいそう。いやでも待て!危ない危ない、その感覚が麻痺してきたときこそが、現実から目を遠ざける危険があるぞ!気をつけなくては!」と思ったつるぎでした。(被災地は今も困難な状況に変わりはないのですから!)